プラセンタ外来

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プラセンタ外来のご案内

プラセンタ外来

プラセンタ療法について

 ヒトや動物の胎盤(プラセンタ)から抽出した有効成分を用いて行う治療です。医療用医薬品としての注射剤の他にサプリメントや化粧品等も実用化されています。当院では、医療用医薬品であるヒトプラセンタ製剤『メルスモン』(注射剤)を用いています。
当院では、西洋医学的治療を補完する治療方法の一つとしてプラセンタ療法を提案させていただいております。

プラセンタの作用

自律神経調整作用、免疫調整作用、免疫賦活作用、内分泌調整作用、基礎代謝向上作用、抗炎症作用、強肝・解毒作用、血行促進作用、美肌・美白効果など

対象となる疾患や症状

アレルギー性疾患 アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症など
婦人科疾患 更年期障害、乳汁分泌不全、月経痛など
自己免疫疾患 関節リウマチなど
肝臓疾患 肝炎、肝硬変など
精神神経疾患 自律神経失調症、不眠症など
整形外科疾患 肩こり、腰痛、膝痛など
その他 慢性疲労、滋養強壮、肌の老化など

副作用

約5%に注射部の発赤・疼痛がみられ、まれ(0.1%~5%未満)に過敏性(発疹、発熱、掻痒感など)の症状が現れることがあります。 このような症状が出た場合は、必ず担当医師にご相談ください。

注意

本剤または他の薬物に対し過敏症の既往歴のある患者さんは禁忌とされており、投与できません。

ウイルスや細菌などに対する安全性

使用する医薬品は、胎盤一つずつについてB型肝炎、C型肝炎、エイズ等が陰性であることが確認された安全なものを原料としています。さらに、製造の最終段階に高圧蒸気滅菌を行っており、ウイルスや細菌等感染防止対策をとっています。
これまでに本剤によると思われるウイルス感染の発生はありません。

クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)等に対する安全性

vDJの感染を防ぐため、胎盤を提供して下さる方に対してBSEが流行した英仏などへの海外渡航歴の有無を確認し、問題のない胎盤のみを使用しています。さらに、製造過程において、塩酸による高熱加水分解を実施しています。これによりホルモンおよび蛋白質は分解されます。これまで、プラセンタ療法によると思われるvDJの感染報告はありません。しかしながら、理論的なvDJ等の伝播の危険性を完全に否定はできません。このため、ヒト胎盤由来医薬品の使用者は、献血をすることができません。また、原則として臓器提供も見合わせて頂いています。(レシピエントの同意があれば提供可能)

個人情報

プラセンタ製剤は、特定生物由来製剤のため本薬剤注射に関わる記録の保存が義務付けられています。ご記入いただいた個人情報は、診療にのみ使用し、他の目的には使用いたしません。

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